Saturday, July 27, 2013

【立ち上げ準備 vol.8】立ち上げ時のオフィス (1)

僕が新卒で入社したVoyage Groupでは、新卒社員がCEOの宇佐見さんと一緒に過去のオフィスを見て回るという研修がありました。渋谷、神泉周辺を歩き回りながら、「ここはネットエイジのオフィスを間借りしてて…」「ここではXXさんがいつもPCの横に炊飯器置いて、ご飯炊きながら仕事しててね…」なんて凄く楽しそうに話されていたのが記憶に残っています。

また以前、シンガポールでお会いした女性起業家の方に、「お子さんにも起業家になって欲しいですか?」と聞いたら、「大変な仕事だからあまり薦めたくないよね。でも、新しいオフィスを契約して移転したときの、あのずっしりと感じるプレッシャー、それを上回る何とも言えない高揚感は感じて欲しいかな」と仰っていました。

立ち上げをしていて、いまは社員はまだ僕一人なのでオフィスというオフィスは持っていませんが、上のお二人の気持ちは何となく腹オチというか、実感できるようになってきました。

立ち上げ当初、事業計画書を書いているときは、基本的に電源とwifiを求めてコーヒーショップを彷徨い歩いていました。ただ、11時に閉店してしまうのと、wifiがプツプツ切れるので非常に不便でした。

カフェの次に行ったのが、ホーチミンのスタートアップが集まるシェアオフィス。
ここはとてもよかったのですが、出社時に乗っていた自転車のブレーキがいきなりバチバチっと弾き飛んで、ブレーキのきかない競輪の自転車のようになってしまいました。
その晩お店の前に停めておいたら、ゴミ業者の人が間違って廃棄してしまい、それ以降シェアオフィスには遠くて行けなくなりました。

その次は、レストランの上で居候させて頂いてる部屋をオフィスにしてしまおうということで、早速部屋を改造。
ただテーブルが異常に低かったため、

いま流行りのスタンディングデスクに改良しました。

ただやっぱり普通が一番なので、机を購入し、椅子はレストランのものを借りることに。
最初からこうすればよかったですね。

来月から人を雇う予定のため、この部屋を本格的にオフィスとして使いだして、僕は別の場所に引っ越す予定です。オフィス作りはフィリピンにいた際に2度経験しましたが、自分が経営する会社のオフィスを作るとなると、こんな小さな規模でもよりグッとくるものがあります。

オフィスなんて言ってしまえばただの箱ですが、当事者にはいろんなストーリーが詰まっているものなわけで。事業が拡大した際に、仲間達と一緒に「あのオフィスは〜だったよね」なんて飲みながら振り返られるようなオフィス、事業、チームを作っていきたいです。

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