Wednesday, March 14, 2012

Priorityをつけてください

うちのオペレーションチームには、世界中から1日何十件もの見積り依頼がくる。
見積1件あたり平均対応時間は1~2時間。
1シフトにあてられるメンバーは現状2~3人。(1日3シフト)
見積以外にもすることはあるし、普通に対応していたんじゃとても全部裁ききれない。


なので僕はメンバーに対して
「タスクにPriorityをつけてください」といつも言っている。
特に案件を采配するSupervisor(SV)レベルの人には、口を酸っぱくして言っている。
そう言うと、分かった風ではいるのだけど、
しばらくたって実際彼女たちの業務を注意深く見てみると、
残念ながら実践できていないケースが多くある。


ではPriorityとは何なのか。
突き詰めるとこういうことだと思う。

7つの習慣の第3の習慣「Put First Things First」のいうように、
1. 重要で緊急なこと
2. 重要だけど、緊急ではないこと
3. 重要ではないけど、緊急なこと
4. 重要でも緊急でもないこと
の順で優先順位はつけられる。

なので、どんなことが「重要」で、
どんな状態が「緊急」なのか、
それさえ共有できていれば、理論上は業務にPriorityは付けられるはず。


でも、SVの何人かは
・見積もりが難しいので気がのらず、後回ししてしまう
・他に好きなタスクがあってそちらを先にやりたい
など、その時の気分、感情がPriorityの付け方をおかしくさせている。


「感情/気分に左右されず、ロジックで優先順位を決める」
というのが正しい解決策なのだけど、
国民的に著しくEmotionalなフィリピン人にそれを実行してもらうことは難しく、
目を離すといつのまにか、おかしなPriorityをたててしまっているSVがいる。


なので、そもそもの「なんでPriorityをつけないといけないのか」を伝えようとしている。
でも、いくらクライアントのため、売上を上げるため、チームでゴールを達成するためと話しても、
クライアントとも直接会ったこともないスタッフが、
しかもオペレーションスタッフが、
そんなことを聞いても腹に落ちない。
スタッフ自身は凄く優秀なんだけど。。。

うーむ。困ってます。

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