Sunday, November 14, 2010

【本レビュー】 お金と人生の真実

タイトル:お金と人生の真実
筆者:本田 健

「ユダヤ人大富豪の教え」などで有名な本田健さんのお金についての本。
フライト前にフラっと本屋に寄ったときに目に付いて買ってしまった。

題名からして明らかにだけど、
多分ターゲット読者はファイナンスについて殆ど知識のない、
10代、20代、学生、主婦とかなんだろうと思う。

内容は結構ざっくりとしていて、
「お金と賢く付き合えれば、物理的にも精神的にも豊かになりますよ」というメッセージを、
かなり薄めて、大衆向けに書いたもの。
正直物足りなかったけど、2つ響いたポイントがあった。

① 1番ありがとうカードをもらった人は、「1番ありがとうカード」をあげた人だったそうです。(P. 105)
最近面白い人達と繋がりたいな、人脈を広げたいなと思っていた。
間接的だけど、この文章を読んで人脈が広い人って、
自分から積極的に周囲に貢献してる人なんだよなと思った。

② 手元のお金をどんどん使い切ってしまえということではなく、
  いかに、「未来のキャッシュフローをつくり出せるか」を意識せよ。(P. 168)
自己投資として本を読んだり、いろんな人と会ったりするけど、
結局は、この「未来のキャッシュフローをつくる」ことを意識しないと、
自己投資も単なる自己満足になっちゃうんだよなと反省。

そして、いま目の前にある豊かさをケチくさく抱え込むんじゃなく、
それをダイナミックに使い切っちゃうくらいの大胆さがないと、
さらに大きな豊かさを受け入れられる程の器じゃないんだなとも言われてた。

社会人になってから、給料日に銀行口座の数字が上がるのを、
そわそわとチェックしてた自分は、ある意味黄色信号だったのかもしれない。
どーんといこう。




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