Monday, October 24, 2011

ネット情報収集の仕組み化

この前日本に帰ったタイミングで、
気になってた本をガーとアマゾンで注文してマニラに持って帰ってきた。
その中のひとつが「ネット速読の達人ワザ」という本。

最近、Facebook, Twitter, RSS, ニュース、メルマガなど、情報のインプット源が多すぎてなんか混乱しそうだったので、ちょっと一回ネットでの情報の取り方を整理しようと思って購入。
実際、ネットの情報を数多く読んでも、後で思い返すと大して深みのない情報が多かったりして、ネットからのインプットはもっと本質的なものにしたいなと思ってた。



題名の通り内容はネットからどうやって効率よく情報をインプットするか、というテクニック志向の本。
うちのオペレーションセンターと同じで、日頃行う作業はできる限り仕組み化した方が無駄が省け、もっと重要なことにリソースを割ける。
なので本の内容を参考に、自分なりにネットでの情報収集を仕組み化してみた。

仕組み化に必要なものは以下。
1. 情報のタイプ分け(フロー、ストック)
2. ツール
3. フローチャート

1. 情報のタイプ分け(フロー、ストック)
情報を2つのタイプに分別する。
フロー情報は、ニュースやブログ記事、Tweet、メルマガなど、
ネット上に日々飛び交っている情報のこと。
ストック情報は、その情報を自分の興味のアンテナで感知し、
面白い、又は有用と判断した情報。

2. ツール
次に使用するツール。
メールやRSSなど日頃使っているツールだけど、
特筆するものは、Pulse, Instapaper, Evernoteの3つ。

Pulseはニュスアグリゲーターアプリ。
New York Times, Wall Street Journal, Tech Crunchなど英語系のニュースサイトをRSSみたいに1つのサイトでまとめて読めるようにしてくれる。日本語ニュースに対応してないのが難点だけど、あちこちニュースを拾いにいかないですむのですごく楽。



Instapaperは、昔あったFirefoxのプラグインRead it laterみたいなツールで、
「面白そうだけど、いまは時間がなくて読めない」という記事をクラウドでまとめてくれる。
RSSリーダーからもボタン1つでシェアできるし、
ブラウザにもアイコンをブックマークバーに登録すれば、1クリックで保存できる。



Evernoteは、多くの人が使っているツールだけど、
自分のアンテナに引っかかった情報を整理するのに使う。
Notebookとかに情報のカテゴリーを作っておいて、ジャンル毎に情報を整理する。



3. フローチャート
上記の概念とツールを使ってできたのがこのフローチャート。
本に書いてることほぼ丸パクリだけど。
面白いと思ったものは、1と2の間でTwitterかFacebookでシェア。

◆◆◆

情報収集する出発点に戻ってしまうんだけど、
情報インプットするのに一番大切なのは「何のために情報をインプットするのか」ということ。どんなアウトプットを出したいのか、それ次第で何をインプットすればいいのか根本的に変わってくる。

こんな仕組みとかより本当に大切なのは、こっちの方。
アウトプットを決めて、アンテナを立てて、自分なりに仕組み化して情報を消化する。
それが一番効果的な情報収集方法かと。

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