Tuesday, November 30, 2010

人生は水槽みたいなもの


人生って水槽みたいなものなんじゃないかと最近思う。
水槽は3つの要素で成り立っている。
それは、水槽(容器)、照明や装置、そして水槽の中身。
まず容器があって、水槽の環境を維持する設備があって、
そして藻や熱帯魚で作り出される景色がある。

この3つは人生の要素にも当てはまる。
水槽=人生経験
装置=知識、テクニック
景色=自分のストーリー

どれだけいろんなものを見て、感じたか、
人生経験は水槽の容器のようなもの。
経験量が多いほど、水槽の容量は大きくなる。

本を読んだり、ネットで調べたり、学校に行ったり、
身につけた知識、テクニックは水槽に付いた装置のようなもの。
身につけられたノウハウが、与えられた目的をいかに効率よくこなせるか左右する。

自分だけしかできないことをして、
自分だけしか語れないストーリーがあるかどうか、それが水槽の中身のようなもの。
自らの意志で動いて、失敗して、それでもまた動き続ける。
そこから生まれた自分のストーリーが、水槽の中に映し出される景色を作り出す。

当然、全部あるにこしたことはない。
でも自分は、
水槽は小さくてもいい。
装置だって最新のものでなくていい。
ただ、水槽の中の景色だけにはこだわりたい。

ベンチャーでも、大企業でも、「あなたの仕事はここまでですよ」という声に従う働き方、
いわゆる「会社勤め」をしていいるだけでは平凡なストーリーしか生まれない。
リスクを取って、自分で動いて、枠から飛び出して、
いつまでも自分だけのストーリーを語れる人間でいたい。

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